上質な音楽は映画をより良いものにする。
劇中の音楽が素晴らしい映画を選んだぞい。
1.ひまわり
作曲/ヘンリー・マンシーニ
ひまわり畑の映像に、この音楽が流れ始めれば、そこはもう映画の世界じゃ。ちょっとした旅行などに、ソフィア・ローレンになったつもりで、『ひまわり』のテーマ曲を聞いてみるのもいいと思うんじゃ。
Youtubeで『ひまわり』の音楽を聴く
2.ゴッドファーザー
作曲/ニーノ・ロータ
もはやお馴染み『ゴッドファーザー 愛のテーマ』。この曲=マーロン・ブランドという感じじゃな。アル・パチーノでも、ロバート・デ・ニーロでもない。やはりマーロン・ブランドなんじゃ。
Youtubeで『ゴッドファーザー』の音楽を聴く
3.チャイナタウン
作曲/ジェリー・ゴールドスミス
ハードボイルドな世界観と非常にマッチしたテーマ曲。探偵に扮したジャック・ニコルソンと、依頼人であるフェイ・ダナウェイが抱き合う瞬間が目に浮かぶようじゃ。
Youtubeで『チャイナタウン』の音楽を聴く
4.ディア・ハンター
作曲/ スタンリー・マイヤーズ
ロバート・デ・ニーロ主演の青春(じゃろうか?)映画。ベトナム戦争に出兵する若者達の様子が描かれているんじゃが、テーマ曲の切ないアルペジオが心に染み入る。
Youtubeで『ディア・ハンター』の音楽を聴く
5.タクシードライバー
作曲/バーナード・ハーマン
こちらもロバート・デ・ニーロの代表作じゃな。ちょっとやさぐれた気持ちになって、夜の都会を、この曲を聞きながら、車を走らせてみると気持ちいいかもしれない。わしはやったことないがのう。名曲じゃ。
Youtubeで『タクシードライバー』の音楽を聴く
6.ブレードランナー
作曲/ヴァンゲリス
退廃的な未来都市のイメージとよく合っている。それからレプリカント達から漂う微妙な哀愁とも。
Youtubeで『ブレードランナー』の音楽を聴く
7.ニュー・シネマ・パラダイス
作曲/エンニオ・モリコーネ
映画の流れと相まって、非常に感動させられる名曲じゃな。本作の脚本なども素晴らしいが、やはり『ニュー・シネマ・パラダイス』とモリコーネの曲なしでは考えられない。まさに奇跡の映画といえるじゃろう。
Youtubeで『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽を聴く
8.HANA-BI
作曲/久石譲
日本を代表する作曲家久石譲によるテーマ曲じゃ。北野映画、ジブリ作品に曲を提供し、名曲は山の数ほどあるんじゃが、今回は『HANA-BI』を選んだんじゃ。
Youtubeで『HANA-BI』の音楽を聴く
9.パルプ・フィクション
『パルプ・フィクション』の看板音楽ともいえる「Misirlow」じゃが、演奏しているディック・デイルが作曲したというわけではないんじゃ。「Misirlou」は、1927年ごろにギリシャで流行ったポピュラー・ソングで、それをディック・デイルが1960年代にカバーアレンジし、1994年に本作でタランティーノが使用したんじゃな。
Youtubeで『パルプ・フィクション』の音楽を聴く
10. トレインスポッティング
『トレインスポッティング』も『パルプ・フィクション』と同じく、様々なアーティストの曲によって構成されておる映画じゃ。その中の代表曲が、Underworldの『Born Slippy』じゃ。若者達による、がむしゃらな青春劇とスピード感のある音楽がよく合っておる。
Youtubeで『トレインスポッティング』の音楽を聴く
音楽が印象に残る映画というのは、大抵心にも残るもんじゃ。
音楽を聴いただけで映画の感動がそのまま蘇ったりするからのう。
映画において音楽は大変偉大なものなんじゃ。
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