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2012年12月18日火曜日

人はみな旅人 魅惑のロードムービー


ロードムービーというのは、心を癒してくれる。
見知らぬ土地を歩くのは、心地良いものじゃからかのう。
そんな旅人気分を満喫できるロードムービーの傑作を選んでみたぞい。

1.道


イタリア映画の巨匠、フェデリコ・フェリーニによる名作じゃ。
大道芸人の男と、奴隷の女による物悲しいロードムービー。
ニーノ・ロータによる本作のテーマ曲が、一段と悲しみを誘うんじゃ。

2.ストレイト・ストーリー


『エレファントマン』『マルホランド・ドライヴ』デヴィッド・リンチ監督によるロードムービー。
リンチの他作品とは一線を画す暖かい感動作じゃ。

3.パリ、テキサス


『都会のアリス』『ベルリン・天使の詩』のヴィム・ヴェンダースの代表作じゃ。
旅をするのは、画像のナスターシャ・キンスキーではなく、ハリー・ディーン・スタントンなんじゃが、『パリ、テキサス』において、終盤に登場する彼女の存在感がすごいんじゃのう。

4.モーターサイクル・ダイアリーズ


若き日のチェ・ゲバラの南米大陸横断の旅を描いた青春ロードムービーじゃ。
ゲバラの友人役を演じたロドリゴ・デ・ラ・セルナは、本物のチェ・ゲバラのはとこだそうじゃ。

5.イージー・ライダー


アメリカン・ニューシネマ、70年代アメリカ映画の傑作じゃな。
当時、アメリカという土地に対して反逆心を抱えた若者の旅というところじゃろうか。

6.父、帰る


ベネチア国際映画祭において金熊賞を受賞したロシア映画じゃ。
12年振りに再会した父と息子達の微妙な距離感を描いた衝撃的な名作じゃ。

7.バッファロー'66


ヴィンセント・ギャロが主演と監督を務めたクリスティーナ・リッチ共演のロードムービー。
プログレッシヴ・ロックを組み合わせた斬新な映像表現が特徴的じゃった。

8.レインマン



ダスティン・ホフマンが自閉症を抱える男を演じた誰もが認める名作じゃ。
弟役のトム・クルーズとの凸凹コンビが、すごく心に残る作品じゃな。

9.菊次郎の夏


北野武監督の子供と中年男の友情を描いたヒューマンドラマ。
北野の作品には珍しい、暴力描写がない温かい作品じゃ。
久石譲によるテーマ曲は素晴らしいの一言じゃ。やっぱり夏に見るのがいいのかのう。

10.ノッキン・オン・ヘブンズドア


ガンによって余命わずかとなった二人の男が、病院を抜け出し、
海を見るためだけに旅に出るというドイツ産ロードムービーじゃ。
ボブ・ディランの原作曲がとても良い具合に映画になじんでおる。


どうじゃったろうか。
これだけ見れば、世界中を歩き回ったような気分にならんかのう。
旅には心の動きがよく表れるらしいのう。
ロードムービーには人間性がよく描かれた傑作が多いんじゃ。


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